在宅テレアポが気になるけれど、本当に儲かるのか、つらいことが多いのではないか……?そんな疑問を持っている方も多いでしょう。
わたしは在宅ワークを専業とする主婦ですが、初めての仕事は在宅テレアポでした!その経験をもとに、在宅テレアポで儲かるための方法や、実際にどのくらい稼いだのかなどを詳しくご紹介します。
結論からいうと、私の場合は初月で8万円ほど儲かる結果となりました。
内訳の詳細も公開しているので、在宅テレアポの仕事に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、初めての在宅テレアポを探す場合は、求人サイト選びも重要です。私はママワークスというサイトを使いました。在宅ワーク初心者さんがトライしやすい案件が多く、おすすめです。
儲かると噂の在宅テレアポとは
儲かると噂の在宅テレアポですが、その仕事内容からご紹介します。
大まかにいうと在宅テレアポは、自分から企業や個人に電話をかける仕事です。企業の代わりになって、営業マンが訪問をさせてもらう約束を取り付けるといったイメージ。
在宅テレアポの仕事内容や業務形態について、もっと詳しく見ていきましょう。
企業の見込み客に営業訪問の約束を取り付ける仕事
在宅テレアポの仕事内容は、企業や個人に電話をかけて「営業の訪問をさせてください」と打診するものが多いです。
個人に対してであれば、商品の紹介をしたり自宅に訪問してサービスを紹介させてほしいとお願いしたりといった仕事もあります。
在宅テレアポの役割は、基本的に「見込み客にアポイント(約束)を取り付けるところ」まで。
しかし、私が経験した在宅テレアポのなかには、アポイントを取り付けた後に以下のような仕事が含まれていたことも。
- 訪問前日にリマインドのメールを送信
- 電話の後にお礼のメッセージを送信
- 訪問先の住所や連絡先、約束日時を報告
経験してみて、在宅テレアポは、必ずしも電話だけが業務の範囲とは限らないとがわかりました。ただし求人によって違いがあるので、実際に業務内容や報酬をチェックするのが手っ取り早いですね。
ちなみに多くの在宅テレアポは、ネット上のシステムを使って電話を架けます。私が経験した在宅テレアポの電話代は一切かかりませんでした。
在宅コールセンターと在宅テレアポの業務の違い
在宅テレアポが儲かると聞いて気になっている人の中には、在宅コールセンター業務との違いがわからない方もいるでしょう。
「コールセンター業務」は、電話を用いてお客さんと会話するお仕事をまとめて表しています。つまり、在宅コールセンターの仕事のひとつに在宅テレアポが含まれている、というイメージですね。
では、在宅コールセンターにはどんな種類があるのでしょうか。ここでは、電話を受信する「インバウンド」と、電話を発信する「アウトバウンド」にわけて見ていきます。
受信が中心のインバウント業務
在宅コールセンターの仕事のひとつに、お客さんからのお問い合わせに答える「テレフォンオペレーター」という業務があります。テレオペと呼ばれることも多いですね。基本的に、折り返し以外でこちらから電話をかけることはないようです。
顧客をサポートする「カスタマーサポート」の仕事も、在宅コールセンター業務に含まれます。お問い合わせ窓口の役割をして、商品やサービスへの質問・苦情の対応をする場合もあります。
また、機械の使い方で困っている人をサポートする「テクニカルサポート」という仕事もあります。
発信が中心のアウトバウンド業務
在宅テレアポも、在宅コールセンター業務に含まれます。電話を発信するのがメインの、アウトバウンド業務です。
在宅テレアポは業務委託契約を結ぶ働き方が多い
在宅テレアポは儲かると耳にしますが、在宅ワークの求人の多くはパートや正社員といった雇用形態ではありません。
在宅テレアポの多くは、企業と業務委託という契約を交わします。企業に雇われるのではなく、在宅ワーカーが個人事業主・フリーランスとして仕事を受注する形になるでしょう。
私は開業届を出して、フリーランスとして在宅テレアポをしていました。企業側は在宅ワーカーに、在宅テレアポ業務を外注しているといったイメージですね。
ただし在宅テレアポの求人を見ていると、企業によっては「実績を残れば、契約社員にランクアップ可能」としているところもあるようです。
実際に在宅テレアポで儲かったのは月額8万円だった
実際のところ、在宅テレアポでどのくらい儲かるのかが一番気になりますよね。
私が初月で稼いだのはおよそ8万円です。時給に換算すると、だいたい1,000円くらいという結果になりました。
仕事によって報酬の形態にも違いがあるので、経験を踏まえて詳しくご紹介します。お金以外の点も気になるという方は、在宅テレアポの体験談の記事も覗いてみてくださいね。

出来高によって報酬が変わった
多くの在宅テレアポ案件では、出来高報酬制をとっています。「出来高報酬の在宅テレアポって何?」と思う方も多いかもしれませんね。
自分が残した結果のぶんだけお金をいただけるのが、出来高報酬制の在宅テレアポです。具体的な例を下記にご紹介します。
- 電話1回で、30円獲得
- 不通(つながらない)場合、5円獲得
- アポイント1件につき500円~1000円
上記の例で考えてみましょう。
1時間に30件の電話を架けたとしたら、30円×30回=900円になりますね。30件かけて1件のアポイントを取得できれば、900円に500円がプラスされて、合計時給1400円になります。
5000円×4~5日=週25,000円程度
変動込みで、1ヶ月8万円程度
実際は要領を掴むまでは数日かかり、最初は「あんまり儲からない…」と思うこともありました。しかしその後は、自分の頑張り次第で儲かる額が変わることを体感しました。
とはいえ、もっと稼働すれば月額は上がったでしょうし、コミュニケーションに磨きを掛ける努力をもっとしていたら、アポイントの数はグッと増えたかもしれません。
ですので、在宅テレアポで儲かるかどうかは「実力次第」ともいえそうです。
時給制の在宅テレアポもあった
在宅テレアポは、私が経験した「出来高報酬制」の求人だけでなく、時給制の仕事もあります。
出来高報酬制の在宅テレアポは、サボればサボった分報酬も減ります。しかし時給制の場合、結果に関わらず報酬が決まっているのが利点といえるでしょう。
募集する企業はその分、時給に見合った頑張りをしてくれる在宅ワーカーを求めるといえます。
在宅テレアポの時給は1000円程度が多い印象
時給制の在宅テレアポの方が儲かるのでは?と思う方多いかもしれませんね。でも、時給制・完全出来高制のどちらが良いとは、一概には言えないと感じています。
実際にわたしがチェックしているママワークスでは、求人を見ると、時給1,000円からという内容が多い印象でした。
そして、実際に出来高制の在宅テレアポを体験した結果、私の場合「平均時給1,000円前後」という結果になりました。
上記のとおり、1時間のうちアポ0件なら時給900円、アポイント1件獲得できれば時給1400円程という感じですね。毎時間アポが取れるわけではなかったので、平均時給はだいたい1000円~と認識しています。
在宅テレアポで儲かるための方法
在宅テレアポで儲かるためには、報酬の設定と仕事の内容がポイントになります。
私はなるべく、報酬の条件が良い在宅テレアポの求人を探しました。私が使っているママワークスなどを見ているとわかるのですが、1回の架電(電話を架けること)の報酬にも差があります。
在宅テレアポの求人には、架電1回25円の案件もあれば、1回30円といった案件もあります。1件5円の差ですが……たくさん電話を架けるほど「儲かるかどうか」にも影響してきますよね。
そして重視したいのが、アポイントを1件獲得した際のインセンティブです。アポ1件を獲得して300円プラスのところもあれば、1,000円プラスのところもあります。
アポイント獲得時の報酬が高いからといって、儲かるとは限らない
私はアポイント1件で「数百円上乗せされる在宅テレアポ」と「1件で数千円上乗せされる在宅テレアポ」の両方を経験しました。
ちなみに、1件あたりの額が少ない方が、アポイントを取りやすい傾向があると感じました。数千円の報酬が設定されている案件は、そのぶん約束を取り付けるのが難しく、つらい思いをすることもありました……。
ですので、アポイント獲得時の報酬額が高いからといって儲かる案件とも限らないでしょう。
難易度低めのアポ1件(300円)を3件獲得して900円を得るのか、難易度高めのアポ1件(1,000円)を頑張って1件取得するのか……という具合ですね。
気になる方は、実際にママワークスなどの求人サイトで、在宅テレアポの報酬を具体的に見てみるといいと思います。
在宅テレアポの儲かる以外のメリットや良い所
在宅テレアポのいいところは「儲かる」以外にもあります。在宅ワークに共通して言えることも含まれますが、それぞれチェックしていきましょう。
ちなみに、儲かるかどうかという観点以外にも、在宅テレアポにはさまざまな評判があるようです。在宅テレアポの評判についてもまとめているので、読んでみてくださいね。
空いた時間に家事を進めることができる
在宅テレアポに限ったことではありませんが、家で仕事をしていると隙間時間に家事ができます。
私は在宅テレアポをしているときに「10分休憩を取ろう」と思えば、自分で調整しながら休憩をとっていました。
その際に洗い物を済ませたり、洗濯機のスイッチを入れたり、といったちょっとした家事を進めていましたよ。
ただ、わたしが在宅テレアポをしていたときは、上司が「ゆっくり休みながらで大丈夫だからね
~」と言ってくれたからこそ、こうした働き方が可能だったのかもしれません。
運よく優良求人に出会えたのは、ママワークスのおかげですね。もちろん、家事をせずひたすら架電していたら、その分もっと儲かったはずです。
自分の好きな時間帯で仕事ができる
在宅テレアポは基本的に、自分の好きな時間に仕事できる場合が多いです。チャットで1週間のシフトを送信するパターンや、その日に稼働できるか報告するパターンなど、さまざまあります。
そして「今日は1時間だけ」といった働き方も可能としている求人が多いように見受けられ、ライフスタイルの開いている時間を在宅ワークに充てるという働き方も叶うでしょう。
また、子育て中のママに対する理解がある企業も多い印象です。求人情報に「突発的な休みも可」と記載している案件が目立ちます。わたしの場合も、子どもが体調不良になったときは、チャットで連絡すると快く休みをOKしてもらえましたよ。
ただ、扱うサービスや商品によっては働ける時間に限りがあったり、深夜のみといった場合もあるようなので、求人をしっかり確認することが大切です。
在宅ワークでも人とのコミュニケーションがある
在宅ワークというと、なかなか人とコミュニケーションをとる機会がないイメージがありますよね。しかし在宅テレアポは、電話を通じて人とコミュニケーションをとることができます。
電話をしたお客さんの中には優しい方もいて、ときにはクスッと笑わせてもらうような会話もありました。また、おなじテレアポ案件をしている在宅ワーカーたちでzoom会を開いて雑談する……といった時間もありました。
人と全く会話せずに在宅ワークをするのは抵抗がある!という方には、在宅テレアポが合っているかもしれませんね。
努力次第で収入を増やしていける
わたしが経験した出来高制の在宅テレアポであれば、自分がやった分だけ収入につながります。努力が結果につながったときは、やりがいを感じることができました。
具体的には……「1時間ガッツリ集中したら、いつもより多く電話をこなせた!」「続けていたら、アポイントを獲得できる件数が増えた!トークスキルが上がったのかも?」といった具合ですね。
最初は不慣れで「儲からない~辞めたい~」と思う瞬間もありましたが、続けていると報酬も徐々に上がった体感があったので、モチベーションにもなっていましたよ。
マニュアルがあったので、初心者でも安心
在宅での電話営業をするにあたって「近くに上司が居なくて心配……」と思うこともありますよね。
しかしわたしの経験上、在宅テレアポ案件ではマニュアルが揃っているところが多かったです。話す内容に関しても事前に確認できるため、その点は安心して良いと思います。
また上司に「チャットや電話ですぐに聞いてくださいね」と言ってもらえることがほとんどだったので、どうしよう?と思った時は、気兼ねなく連絡していました。
在宅テレアポで儲かったけどつらいことも
私が在宅テレアポで月8万円儲かったのは事実ですが、つらいことやデメリットだと思う点もありました。
ここからは、在宅テレアポのどのようなところがデメリットと感じたかをご紹介します。
嫌な態度をとられることがある
在宅テレアポは企業や個人に電話営業をするわけですから、相手には「知らない人から営業電話がかかってきた」と思われるでしょう。
相手に警戒心を持たれて、アポインターが嫌な態度をとられる……。そんなつらいシーンがあるのは、在宅テレアポのデメリットのひとつでしょう。
でも確かに、仕事中に営業の電話がかかってきたら、自分だって「忙しいのに面倒だなぁ」と感じるかもしれません。ただ中には、そういった気持ちをダイレクトに伝えてくる人もいて、ときには心無い言葉を浴びせられることも。
在宅テレアポがつらいと感じた話もまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね。
アポイントが取れないと落ち込みがち
在宅テレアポは、なかなか結果が出ない期間もあります。そんなときに落ち込むのも、デメリットのひとつだと思います。
また、まったく見込みのない相手が電話に出るか、見込みがありそうな人が電話に出るかは運です。たくさん電話をかけているのに、見込みのない人にばかり当たると、仕方がない事とはいえつらい気持ちになりました……。
「アポイントが全く取れない、これじゃあ今月儲からない…」と焦ることも。そして、在宅テレアポだと周りに誰もいない状況が多いので、愚痴ることもできないのがつらかったです。
ただその分、運よく連続でアポイントが取れることもありました。そんなときは「儲かるじゃん!」とテンションが上がっていましたよ。
在宅テレアポで儲けるために知っておきたい事
在宅テレアポを始めて儲けたい!と思ったら「事前におさえておきたい」と個人的に思うポイントを簡潔にまとめました。
- 仕事の環境を整えること
- つらい対応をされても深く気に留めない心構えが大切
- 自分が興味のある商材を扱う案件だとやりやすい
- 求人を見て報酬のイメージを膨らませる
仕事を始める前に、環境を整える(働きたい時間を明確にしたり、パソコンを用意したり……)ことは大切。在宅テレアポの志望動機もやんわり考案しておくとよいでしょう。
とくに在宅テレアポでつらい対応をされたとき、自然と割り切ることができるタイプの人なら向いているのではないかと思います。逆に気持ちを削がれるほどつらい案件は、続けていても良い事がないと思うので、避けるようにしましょう。
また求人の報酬はもちろんですが、売りやすい・契約に繋がりやすい案件を選ぶことも大切だと思います。さまざまな案件がありますが、難易度の高い求人を選んでしまって「全然成約につながらない」となっては、モチベーションも下がってしまうはず。
準備と心構えを整えて、在宅テレアポを探してみてくださいね。気になる方はママワークスを覗いてみるのがおすすめです。
在宅テレアポは儲かるのかについてのまとめ
ここでは、在宅テレアポが儲かるのかどうかや、実際の仕事内容などをまとめました。
在宅テレアポは儲かりましたが、頑張り次第で報酬が変わることがほとんどです。大きくまとめると以下の通り。
- 時給にすると1,000円ほどになることが多い
- 頑張りによってはどんどん稼げる
- 主婦の私は初月に8万円の儲けだった
- サボればサボるほど儲からない
- 儲かる額に対してデメリットもある
在宅テレアポが儲かるのか気になっている方の参考になれば幸いです。